世界大百科事典(旧版)内のTschirnhausの言及
【チルンハウゼン】より
…ドイツの自然科学者,哲学者。チルンハウスTschirnhausともいう。北ドイツのラウジッツの貴族の生れ。オランダのライデン大学で数学を学ぶ。またホイヘンスを通してデカルト哲学に接する。軍務の後,1674年以降学問に専念。そのころアムステルダムで若い医師G.H.シュラーと知り合い,彼の紹介でスピノザと文通を始め,75年にはパリで若きライプニッツと交わりを結ぶ。ライプニッツはチルンハウゼンとの交友が機縁となってスピノザの思想に深い関心を寄せる。…
※「Tschirnhaus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」