世界大百科事典(旧版)内のUr-Ningirsuの言及
【シュメール美術】より
…神話伝説に題材を求めたと思われる説話風の場面や,神の前に立つ礼拝者像を表した場面など図柄が多様になり,登場する神,英雄,人物,動物の組合せは巧みで,描写はより自然主義的になっていった。 アッカド王朝がグティ人の圧迫により滅亡したころ,メソポタミア南部において唯一独立を維持していたシュメール人の都市国家ラガシュからは,グデアとその子ウルニンギルスUr‐Ningirsuを表した石彫像が数多く発見された。これらはすべて神に祈りをささげている姿勢をとる直立像または座像で,硬質の玄武岩の持つ質感を巧みに生かした量感あふれるものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」