世界大百科事典(旧版)内のurolagniaの言及
【フェティシズム】より
…たとえば毛皮をまとっていない女性とは性交が不能であるとか,フェティッシュ入手のために下着泥棒や毛髪切りなどの犯罪に駆り立てられる場合がこれにあたる。他の形態の性倒錯との関係では,足フェティシズムではマゾヒズム,愛人の性器を切り取って持ち歩いたり,食べたりするケースではサディズムやカニバリズム,異性の排泄物に対する愛好であるスカトロジー(その極端な場合が尿飲urolagniaや食糞coprophagy)などとの合併がしばしば観察される。フェティシズムでは,現実の感覚的快感よりも,想像力による官能的満足の追求が大きな役割を演じている。…
※「urolagnia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」