usra(その他表記)usra

世界大百科事典(旧版)内のusraの言及

【ベドウィン】より


[社会]
 ベドウィンの社会では血縁関係が人間関係の中で至上のものとされ,とくに父系を軸とした家族()が,基本的な社会構成単位となっている。ウスラusraと呼ばれる核家族,アーイラ‘ā’ilaと呼ばれる3世代家族が生活の単位であることが多いが,5世代前の祖先までさかのぼるファヒズと呼ばれる親族集団も存在し,さらにこれを超える集団として部族があり,それぞれの部族は同盟を結び合うこともある。 イスラム以前のアラブ社会は,このようなベドウィン社会の性格と関連して,血縁関係を第一とする社会であった。…

※「usra」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android