世界大百科事典(旧版)内のvanBenedenの言及
【中生動物】より
…体が少数の細胞からできている寄生性の微小動物。原生動物から後生動物へ進化する中間に位置する一群としてファン・ベネデンvan Benedenにより名づけられた(1876)。しかし,現在では扁形動物の吸虫類が寄生生活によって退化したもの,また体をおおう繊毛や生殖孔の位置から環形動物のユムシ類が退化したもの,また腔腸動物の幼生に似ているところから腔腸動物と近縁な動物と考える学者などがおり,まだ系統上の真の解明はなされていない。…
※「vanBeneden」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」