世界大百科事典(旧版)内のVarignon,P.の言及
【ライプニッツ】より
…ニュートンなどイギリスの数学者たちがライプニッツ的数学を受け入れたがらなかった理由の一つも,このような記号法的特質のためであった。だが,96年のロピタルの微分法の教科書《曲線の理解のための無限小解析》がライプニッツ思想にもとづいて書かれたのをかわきりに,ベルヌーイ兄弟,バリニョンPierre Varignon(1654‐1722)など大陸の数学者たちはライプニッツ的記号数学を普及させた。ライプニッツ的形式主義は論理学の変革にも力を及ぼし,論理学は論理計算に改変させられた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」