世界大百科事典(旧版)内のveredariiの言及
【飛脚】より
…ローマ時代でもカエサルによれば一定の距離をおいて飛脚が置かれ,ゲナブム(現,オルレアン)で起こったことがその日のうちにオーベルニュまで伝えられた。馬に乗った飛脚(ウェレダリイveredarii)もあり,カエサルがブルターニュからローマのキケロにあてた2通の手紙はそれぞれ26日と28日で着いている。 ローマ帝政期にはクルスス・プブリクスという飛脚制度が置かれ,のちには駅逓に馬やレダrhedaといわれた速い車,荷車クラブラレclabulareも備えられ,馬は20頭に達することもあった。…
※「veredarii」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」