世界大百科事典(旧版)内のVil'kitskii,B.A.の言及
【セベルナヤ・ゼムリャ[諸島]】より
…氷河に覆われない地表は極地性ツンドラか裸地で,顕花植物が約50種,タビネズミ,南の島には野生のトナカイがすみ,夏には無数の水鳥が営巣して雛をかえす。諸島はロシアの探検家ビリキツキーB.A.Vil’kitskii(1885‐1961)が探検したが,1930‐32年にウシャコフG.A.Ushakov(1901‐63)指揮の探検隊により精査され,セベルナヤ・ゼムリャと命名され,地図に記載された。【渡辺 一夫】。…
【ビリキツキー海峡】より
…夏にも流氷が多く見られる。1914年夏,ロシアの探検船タイミル号がこの水路をひらき,隊長のビリキツキーB.A.Vil’kitskii(1885‐1961)の名を記念して命名された。【渡辺 一夫】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」