世界大百科事典(旧版)内のVinaliaの言及
【ユピテル】より
…これは,夜でも天の光が最も強い満月の日にこの神をあがめた古い風習のなごりと思われる。ブドウ酒の祭ウィナリアVinaliaで彼があがめられたのも,十分な陽光を必要とするブドウ作りが光明神としての彼の特別の保護下にあると考えられたからであろう。また雷神としての彼はあらゆる誓い,契約,条約などの神ともされ,その違反者を雷で罰すると信じられた。…
※「Vinalia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」