Vogels,G.(その他表記)VogelsG

世界大百科事典(旧版)内のVogels,G.の言及

【ベルギー】より

…ロマン派の中でもウィールツは想像力を幻想的・怪奇的な主題に向けた。写実的描法と現実への愛着がフランドル美術の伝統的特性であったことから容易に想像されるように,写実主義が全ヨーロッパ的隆盛をみた19世紀半ば過ぎには,光に満たされた静謐な室内の情景を描いたデ・ブラーケレールHenri de Braekeleer(1840‐88),筆触を生かして詩情豊かな風景を描いたフォーヘルスGuillaume Vogels(1836‐96)らの優れた画家が出た。19世紀後半,自国よりむしろパリで活動した画家としては,瀟洒(しようしや)な女性風俗を描いたステバンス,悪魔的あるいは好色的な主題を得意としたロップスや,モローに師事しかつ印象派の影響を受けたエバンプールHenri Evenepoel(1872‐99)がいる。…

※「Vogels,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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