日本大百科全書(ニッポニカ) 「VU計」の意味・わかりやすい解説
VU計
ぶいゆーけい
→音量計
→音量計
…それぞれの入力信号はここでどの出力チャンネルに出ていくか,あるいはステレオの音像の定位方向を決められた後,出力チャンネルごとに混合され,最終的な信号のレベルを調整する出力フェーダーやアンプを経て送り出される。信号の出力レベルを監視するために,音楽や声など変動する信号の平均的なレベルを指示するVU計やピークレベルを指示するピークメーターが使用されるほか,エコー付加装置など他の効果機器との信号の受渡しのための回路などが設けられるのがふつうである。出力チャンネル数はステレオ用として2が一般的であるが,レコード録音などでは4以上の多チャンネルのものが使われることが多い。…
※「VU計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」