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weicher Stil weicherStil

世界大百科事典内のweicher Stilの言及

【ケルン派】より

…その大半は無名画家であるが,その中では15世紀初頭に活躍した〈聖女ベロニカの画家Meister der heiligen Veronika〉が広く知られている。《聖布をもつ聖女ベロニカ》にちなんで命名されたこの画家の現存作品は多くはないが,流れるような優美な曲線を生かしたその作風は,当時のいわゆる国際ゴシック様式のドイツ版ともいうべき〈ソフト・スタイルweicher Stil〉を代表し,またそこに漂う温かい人間味と敬虔(けいけん)な宗教性も,ケルン派の特色をよく示している。彼のあとを受けたロホナーはボーデン湖畔の出身であるが,おそらく1430年ころケルンに定住し,ケルン派の代表的画家となった。…

【国際ゴシック様式】より

…そのほか,各地の代表的作家をあげると,ドイツ領邦ではボヘミアの〈トシュボーニュTřeboň祭壇画〉の画家(生没年不詳),ケルンの〈聖ベロニカ〉の画家〉Meister der hl.Veronika(生没年不詳),ドルトムントのコンラート・フォン・ゾーストKonrad von Soest(1370ころ‐1425ころ),ハンブルクのマイスター・フランケなどがあげられる。なおボヘミアを中心にこの時期に制作された板絵や小型彫刻の甘美な聖母子像にみられる流麗な造形を〈柔軟様式Weicher Stil〉と呼ぶことも多い。イタリアではロンバルディアのみならず,トスカナで活躍したジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ,L.モナコ,マソリーノ,サセッタなどの作品までこの様式の反映がみとめられる。…

【ドイツ美術】より

…14世紀後半にはプラハ大聖堂に多くの作品(21体の胸像群は有名)を残したパルラー家の活躍があり,しだいに勃興し始めた市民階級に根ざした写実的様式への道が開かれる。以後1400年前後に現れる甘美な〈美しき聖母子〉の〈柔軟様式Weicher Stil〉を経て,ドイツ彫刻は中世末に隆盛期を迎え,ヘルハルト・ファン・レイデンNicolaus Gerhaert van Leyden(1420ころ‐73),シュトース,フィッシャー(父)Peter Vischer(1460ころ‐1529),ノトケBernt Notke(1440ころ‐1509),リーメンシュナイダーらの輩出をみる。 建築が窓を広げてステンド・グラスを発達させていった(マールブルクのエリーザベト教会,ケルン大聖堂)のに比例して壁画が減少し,代わって板絵がそれまでのミニアチュールを抑えて指導的な絵画ジャンルとなる。…

※「weicher Stil」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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