Wolff,L.(その他表記)WolffL

世界大百科事典(旧版)内のWolff,L.の言及

【ウォルフ=キシュナー還元】より

…ケトンまたはアルデヒドのカルボニル基をメチレン基CH2に変換する還元反応。1911年キシュナーN.Kishner,12年ウォルフL.Wolffと,ほぼ同時に2人の化学者によって見いだされた。カルボニル化合物をまずヒドラゾンに変換し(式(1)),これをアルカリの存在下で加熱すると還元生成物が得られる(式(2))。一般に,式(1)の反応により,まずヒドラゾンを単離したのちに,式(2)の反応を行うが,最近では,ヒドラゾンを単離せずにそのままアルカリで還元する方法が使われる。…

※「Wolff,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む