世界大百科事典(旧版)内のX線粉末回折装置の言及
【鉱物】より
…また反射顕微鏡下の鑑定で,特殊試薬を用いてのエッチング試験を併用することもその例である。 第2次大戦後は,自記記録式X線粉末回折装置の利用発展にともない,X線粉末回折結果を鉱物鑑定に活用する例が多くなり,特に最近は常法とされつつある。それぞれの鉱物のそれぞれの回折線の面間間隙と強度の表示資料(例えばASTM回折表)を対比して鉱物を決定する方法である。…
※「X線粉末回折装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」