後法優越の原理(読み)こうほうゆうえつのげんり

世界大百科事典(旧版)内の後法優越の原理の言及

【制定法】より

…条約についてはまず法律との関係では条約優位説が通説となっており,憲法との関係では条約優位説と憲法優位説に意見が分かれている。種類の異なる制定法の間の形式的効力の原理に対して,種類を同じくする複数の制定法の間には,後法優越の原理と特別法優先の原理が存在する。後法優越の原理は〈後法は前法を破る〉ということであり,たとえば,同じことがらについて後から別の規定を有する法律が制定された場合には前法より後法が優先するというものである。…

※「後法優越の原理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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