《鈴鹿家記》(読み)すずかかき

世界大百科事典(旧版)内の《鈴鹿家記》の言及

【刺身】より

…古く〈指身〉〈指味〉〈差味〉〈刺躬〉などと書き,〈打身(うちみ)〉とも呼んだ。京都吉田神社の神官であった鈴鹿家の記録である《鈴鹿家記》応永6年(1399)6月10日条に見える〈指身 鯉,イリ酒,ワサビ〉の記事などが文献に見える最も古い例である。語源については,調理した魚にそのひれを刺しておくことからの名称とか,切るという言葉を忌んで刺すと言い換えたとかいうが定説はない。…

※「《鈴鹿家記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」