世界大百科事典(旧版)内のイナズマクサグモの言及
【クサグモ(草蜘蛛)】より
…卵は10日ほどで孵化(ふか)するが,子グモは卵囊から外に出ることはなく,2齢幼体のまま卵囊内で越冬し,翌年の3月下旬~4月上旬にかけて卵囊より出て分散する。クサグモ属の仲間は日本ではこのほかに,ほぼ同大のコクサグモA.opulentaとイナズマクサグモA.labyrinthicaが分布している。コクサグモは日本全土にふつうに生息しているが,イナズマクサグモは標高900m以上の地域に多く,平地ではほとんど見られない。…
※「イナズマクサグモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」