主躍層(読み)しゅやくそう

世界大百科事典(旧版)内の主躍層の言及

【海水】より

…中・低緯度では数百~1000mの深さに,この温度低下が特に著しい層がある(図1参照)。これを主躍層という。このほか,夏期に表層に現れるもう一つの躍層を季節躍層という。…

【深海】より

…海洋生物学では深海deep‐seaとは,水深200m以深をいい,200~3000mを漸深海帯bathyal zone(もしくはarchibenthal zone),3000m~大洋底(約6000m以浅)を深海帯abyssal zone,それ以深の海溝部を超深海帯hadal zone(もしくはultra‐abyssal zone)という。海洋の構造のうえから見ると,海表面から深度200mまでは季節変化を受け表層(表面混合層とも)と呼ばれ,それ以深200~1000mに温度が急激に下降する主躍層があり,1000~3000mまでは徐々に下降し,3000m以深はほぼ一定である。表面から主躍層まで(0~1000m)を表層とすることもあり,それに対比させて1000~3000mを中深層と呼ぶこともあって,それ以深の深層と区別される。…

※「主躍層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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