交差ボールト(読み)こうさぼーると

世界大百科事典(旧版)内の交差ボールトの言及

【ボールト】より

…煉瓦,石,コンクリートのボールトが,大きな荷重を支持でき,大規模な屋根や天井を造るのに適しており,また変化にとむ空間を造りあげるという特色を活用したのは,古代ローマである。ローマ人は2本のトンネル・ボールトを直角に組み合わせた交差ボールトcross vaultや角(かく)ドームcloister vaultなど各種のボールトを使用した。古代ペルシアの伝統を発展させた中東のイスラム諸国では,鍾乳石のような装飾をもつ美しいボールトやネギ坊主形の幻想的なドームを考案した。…

※「交差ボールト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む