世界大百科事典(旧版)内の四元運動量の言及
【運動量】より
…一般に電磁場を通じて相互に力を及ぼしあっている粒子の場合には,運動量保存則も電磁場の運動量まで考えに入れてはじめて成立する。相対論では,運動量pとE/c(Eはエネルギー)をひとまとめにして四元運動量として扱い,外力の働いていない粒子の衝突では,それらの粒子の四元運動量の和が保存される(四元ベクトル)。量子力学では運動量は波動関数に対する演算子で表され,位置座標をx,y,zとするとき,例えば運動量のx成分はとなる。…
※「四元運動量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」