世界大百科事典(旧版)内の師子国の言及
【スリランカ】より
…マハウェリ水系,カラーKalā水系およびワラーウェWalawe水系を中核とする古代灌漑文明が長年月をかけて開花した。5世紀には中国僧法顕が来島し,当地の風物や仏教寺院などについて記録を残しており(《法顕伝》),スリランカは〈師子国(シンハラ)〉と記されている。彼を驚嘆させた仏塔などの大伽藍も,水利構造物の建築技術を活用していたことが知られている。…
※「師子国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」