座天使(読み)ざてんし

世界大百科事典(旧版)内の座天使の言及

【ケルビム】より

…ディオニュシウス・アレオパギタに帰せられる著作《天上階序論De coelesti hierarchia》は天使の群を3群に,そして各群を三つの位の9位階に秩序づけ,トマス・アクイナスもそれを継承している。それによれば,セラピムが最高位を占め,ケルビム,トロニThroni(座天使)がこれに続いて第1群を構成する。キリスト教美術においては,セラピムもケルビムもともにイザヤの幻想をもとに図像化された。…

※「座天使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む