急性胃腸炎(読み)きゅうせいいちょうえん

世界大百科事典(旧版)内の急性胃腸炎の言及

【小腸】より

…(1)急性腸炎 臨床症状からつけられる診断名であって,腹痛,下痢を主症状とし,急性の経過をとるものをいい,その意味する内容はかなりあいまいなものである。下痢に加えて,吐き気,嘔吐,上腹部痛などが同時に伴うときは急性胃腸炎と呼ばれるが,一般には急性胃炎の症状で発病し,しだいに下痢となることが多く,小腸,大腸ともに侵される。本症の原因は種々で,寒冷などの物理的刺激,過食,細菌感染,ウイルスによるものなどがある。…

※「急性胃腸炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」