気体窒化法(読み)きたいちっかほう

世界大百科事典(旧版)内の気体窒化法の言及

【窒化】より

…窒化は窒素源の種類により気体(ガス)窒化,液体窒化に大別される。 (1)気体(ガス)窒化法gas nitriding 被処理材を500~550℃のアンモニア気流中で20~100時間加熱保持すると,アンモニアが分解して発生期の窒素と水素を生じ,この窒素が鉄と化合してFe2N(ε),Fe4N(γ′)などの窒化物をつくり,窒化層を形成する。この窒化層が非常に硬くビッカース硬さで1000くらいになり,耐摩耗性に富んだ表面層が形成される。…

※「気体窒化法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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