空腹中枢(読み)くうふくちゅうすう

世界大百科事典(旧版)内の空腹中枢の言及

【食欲】より

…生理学的には,多分に後天的に学習や条件反射によって獲得された,特定の食物を食べたいという欲求と定義される。似たような言葉に空腹感や飢餓感があるが,これらは一般的な食物摂取の不足からくる,食物一般,主として固形食物を食べたい欲求をさし,厳密には食欲とは区別すべきものである。しかし,一般に食欲といえば空腹感の意味で用いられることが多いので,ここでは食欲と空腹感を同義語として扱い,以下解説する。
【食欲(=空腹感)および満腹感の意義】
 すべての動物は個体および種族の維持に基本的な学習によらない生得的に備わった本能(食欲,飲欲,性欲など)を有している。…

※「空腹中枢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む