世界大百科事典(旧版)内の第二反抗期の言及
【思春期】より
…親から距離をとろうとする試みは,最初はしばしば中途半端で,その結果反抗と依存の奇妙にいりまじった状態を生む。第二反抗期(反抗期)とよばれる時期である。また家庭外での友達づくりは,男の子なら男の子どうしで,しかもグループでの交際がふつうである。…
【反抗期】より
…人間の成長・発達過程には,親,年長者あるいは既成の価値体系を拒絶,否定,無視し,激しい怒りの感情を表出したり,破壊的・暴力的な行動をひきおこしたりすることが目だつ時期がある。この時期を反抗期というが,否定的行動が多彩に現れるので否定期と呼ぶこともある。今日では〈第1反抗期〉(幼児期),〈第2反抗期〉(思春期)をあげる2期説が一般的である。いずれも自我意識の発達に伴う自立・独立の欲求の高まりがその背後にある正常な現象であり,人格発達上重要な意義をもつものである。…
※「第二反抗期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」