複素共役(読み)フクソキョウヤク

世界大百科事典(旧版)内の複素共役の言及

【行列】より

…二次の直交行列は,であり,+のほうは平面における原点のまわりの回転を表す。 Aが複素行列であるとき,各成分をその複素共役に置き換えた行列を,行列Aの複素共役といい,Āで示すことにしよう。Āの転置行列A*tĀがAの逆行列になるとき,Aはユニタリ行列であるという。…

【複素数】より

…とくにabiが0(=0+0i)であるのは,a=0,b=0のときに限る。複素数α=abiに対し,abiをαの複素共役といい,をαの絶対値という。二つの複素数α=abi,α′=a′+biに対して,算法を次のように定める。…

※「複素共役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む