頭蓋底骨折(読み)ずがいていこっせつ

世界大百科事典(旧版)内の頭蓋底骨折の言及

【頭骨】より

…頭蓋腔は脳をいれる大きいまるい腔所で,その天蓋すなわち頭蓋冠は俗に〈あたまのはち〉といい,ほとんど同じ厚さの骨質でできていて,じょうぶである。これに反して,頭蓋腔の下底すなわち頭蓋底は,内部から見ても,外部から見たのと同様に,はなはだ複雑な形を呈し,そのうえ厚さが場所によって違うので,衝撃によって破裂を生じやすく,頭蓋底骨折をおこして致命傷となることがある。
[頭骨の大きさと頭長幅示数]
 頭蓋腔の大きさは脳の大きさにほぼ比例している。…

※「頭蓋底骨折」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む