中日辞典 第3版の解説
三清山国家级风景名胜区
Sānqīng Shān Guójiājí Fēngjǐng Míngshèngqū
<中国の世界遺産(自然遺産)>三清山国立公園(登録:2008)
三清山とは,江西省上饒市の玉山県と徳興市の境界付近にある道教の聖山で,懐玉山脈の主峰.東晋時代,葛洪がこの地で不老不死の薬を作ったとされる.名の由来は,三つの峰,玉京,玉虚,玉華が,まるで三清(道教の三つの仙境にいる神)たちが頂上に座っているように見えることから.最高峰は玉京峰で海抜1819.9m.珍しい形の岩や松があり,野生の動植物も多数生息している.[多田麻美]