丽江古城

中日辞典 第3版の解説

丽江古城
Lìjiāng gǔchéng

<中国の世界遺産(文化遺産)>麗江旧市街(登録:1997)

雲南省麗江市の大研鎮にあるため,またの名を大研古鎮という.宋末元初に形成され始めた少数民族の街で,もとはナシ族の文化の影響が強かったが,清代以降,漢族文化への同化が進む.宋,元以来の街並みがよく保存されており,主な名所には古街(旧市街),古橋,世襲の首長木氏の役所だった木府,五鳳楼,四方街,および科挙の合格を記念して建てられた科貢坊などがある.大研以外に,白沙,束河の古民家群も世界遺産に登録された.[多田麻美]

丽江古城
雲南
Lìjiāng Gǔchéng

<中国の地名>麗江(れいこう)古城.北に霊峰・玉竜雪山(5596m)を望む麗江の町並みは,明・清時代の面影を今に伝える.県都・大研鎮の四方街はトンパ文字などナシ族独特の文化が現存.☞[付録]中国の世界遺産(丽江古城

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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