武夷山

中日辞典 第3版の解説

武夷山
福建
Wǔyí Shān

<中国の地名>武夷山.

① 広義:武夷山脈.江西省との省境を走る.海抜1000m前後.主峰は黄崗山(2158m).

② 狭義:武夷山.福建省第一の名山.海抜600m前後.奇山奇峰が連なる景勝地.特産は「武夷岩茶」.

③ 市名.☞[付録]中国の世界遺産(武夷山

武夷山
Wǔyí Shān

<中国の世界遺産(複合遺産)>武夷山(登録:1999)

福建省北部,江西省との境界近くにある.奇峰や渓流,原生林の美しさで知られ,名所には九曲渓や玉女峰などがある.武夷岩茶などのウーロン茶,とりわけ大紅袍の産地として有名で,野生の茶の木も見られる.文化関連の遺跡も豊富で,「懸棺」と呼ばれる古代の棺桶の跡や,漢代の王城跡,宋代の窯跡,および朱熹が朱子学を創始した武夷精舎の址などがある.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android