颐和园

中日辞典 第3版の解説

颐和园
Yíhéyuán

<中国の世界遺産(文化遺産)>頤和園(登録:1998)

清朝の皇室の夏の離宮で,その庭園の面積は290ヘクタールに及ぶ.清の乾隆年間に「清漪園」として造営され,光緒年間に再建された.園内には玉泉山などを水源とする昆明湖,山腹に仏香閣が建つ万寿山,全長728mの長廊,西太后の還暦を祝って建てられた大戯楼,政務が行われた仁寿殿などがある.このほかにも,十七孔橋,楽寿堂,排雲殿,石舫,蘇州街など,見所が多い.建物の一部は1860年のアロー戦争中,英仏連合軍の攻撃を受けて焼失したが,のちに西太后によって再建された.[多田麻美]

颐和园
北京
Yíhéyuán

<中国の地名>頤和園(いわえん).中国を代表する名園の一つ.清末,西太后が海軍の経費を流用して規模拡大したことで有名.☞[付録]中国の世界遺産(颐和园

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む