黄山

中日辞典 第3版の解説

黄山
Huáng Shān

<中国の世界遺産(複合遺産)>黄山(登録:1990)

安徽省南部の黄山市にある名山.最高峰の蓮花峰は海抜1864m.元の名は黟山(いざん).古代に黄帝がここで丹薬を練って仙人になったという伝説から,唐の玄宗が名を「黄山」と改めた.峰,雲,霧,そして岩に生える松が「仙境」ともたとえられる幻想的な風景を現出させるため,古来,多くの文人が訪れ,絵画や詩歌の題材としている.また黄山一帯を中心に発達した「徽学」は,哲学,経済,歴史,医学,芸術などの分野で多くの成果を残した.[多田麻美]

黄山
安徽
Huáng Shān

<中国の地名>黄山.奇松・怪石・雲海・温泉の“黄山四绝”で有名な中国を代表する名山.☞[付録]中国の世界遺産(黄山

黄山
安徽
Huángshān

<中国の地名>黄山.名山の黄山を擁する観光都市.新安商人の出身地.徽州文化の拠点.徽墨・歙硯の産地.茶の集散地.“屯绿”や“祁红”“黄山毛峰”などの茶が有名.

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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