デジタル大辞泉
「いそいそ」の意味・読み・例文・類語
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いそ‐いそ
〘副〙 (「と」を伴う場合が多い)
① 心が進み、勇むさま。
※念仏行者訓条(1212頃)「人の心ざまは、いたく目もなれ耳もなれぬれば、いそいそとすすむ心もなく」
② 心づかいのゆきとどいているさま。
※
洒落本・交代盤栄記(1754)「
松風〈略〉心ばへいそいそとして
一座に興あり」
③ 嬉しさに心をはずませて動作をするさま。
※人情本・花筐(1841)初「
母子はいそいそ酒盛の、
道具をとり出すその折から」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報