デジタル大辞泉
「自足」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じ‐そく【自足】
〘名〙
※
家伝(760頃)下「公欽仰
二無為之道
一、咀嚼
二虚玄之味
一、優遊自足、託
二心物外
一」
※実朝(1943)〈
小林秀雄〉「
青年にさへ成りたがらぬ様な、完全に自足した純潔な
少年の心を僕は思ふのである」 〔
陸機‐
文賦〕
じ‐あし【自足】
〘名〙
和船で
荷物を積まない状態の空船時での
吃水(きっすい)のこと。荷を積んだときの吃水を
荷足(にあし)というのに対していう。
船大工などが用いた語。
※艦法一簣造船乗組秘訣「一、荷足九尺三寸、一、自足五尺四寸八分」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「自足」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報