デジタル大辞泉
「てかてか」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
てか‐てか
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
※俳諧・曠野(1689)員外「冬の日のてかてかとしてかき曇〈越人〉 豕子に行と羽織うち着て〈
野水〉」
② 物の
表面につやがあって光っているさまを表わす語。
※俳諧・市の庵(1694)「社家の
築地の物ふりにけり〈簑立〉
翠簾(みす)越に覗く
化粧のてかてかと〈敬之〉」
[2] 〘形動〙 (一)②に同じ。
※
潮風(1920‐21)〈
里見弴〉四「悦三は、と見ると鼻から口の周りを脂でテカテカに光らせて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報