もっと(読み)モット

デジタル大辞泉 「もっと」の意味・読み・例文・類語

もっ‐と

[副]事物程度状態が、さらにその度を強めるさま。いっそう。「八月になるともっと暑くなる」「もっとこっちへ寄りなさい」
[類語]更にますます一層いよいよよりも少しずっとまだもう少しなおなおさら一段と弥が上にもうあと余計然も今一つもう一ついまいち今少しもそっとぐっとぐんとましていわんや数段段違い層一層しのぐうんとだいぶ余程遥かひとしおうたた尚尚なおなおなお以て更なるひときわいや増すなお且つかてて加えてそれどころそればかりかしかのみならずのみならず加うるにおまけにまた且つまた且つこの上その上しかもさてはさなきだに

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「もっと」の意味・読み・例文・類語

もっ‐と

〘副〙 すでにあるもの、または示されたものに、さらにその量や程度をつけ加えるさま、要求する意を表わす語。その上に。なお一層。
洒落本辰巳之園(1770)「『どこへなりと行ますべい』『そんならもっと、身重(みへ)をして来やうものを』」

もっ‐と

〘副〙 虎の鳴き声を表わす語。
※大淵代抄(1630頃)三「二虎共にもっとほえて」

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