グロッキー

デジタル大辞泉 「グロッキー」の意味・読み・例文・類語

グロッキー(groggy)

[名・形動]
ボクシングで、相手打撃疲労によりふらふらになること。
ひどい疲労でぐったりすること。また、そのさま。「残業続きでもうグロッキーだ」
[補説]英語では「グロッギー」で、「グロッキー」はその訛り。
[類語]ばてるくたばるへたばるへばるへこたれる伸びる顎を出す精も根も尽き果てるくたっとぐたっとくたくたぐたぐたぐだぐだぐったりうんうんふうふうへとへと奄奄えんえんよれよれげんなり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「グロッキー」の意味・読み・例文・類語

グロッキー

〘名〙 (groggy 正しくは「グロッギー」)
① ボクシングで、相手の攻撃や疲労によって試合を続けることが困難なほどふらふらになった状態。〔ユーモア・モダン語辞典(1932)〕
② (形動) 一般に非常に疲れたり、ひどく酔っぱらったりしてふらふらな状態。
※古川ロッパ日記‐昭和一一年(1936)四月七日「昨夜又意味なくガブガブのんだので、今朝は充分にグロッキー、いかん」
[補注]水割りラム酒をいうグログ(grog)から。酒精度が強いので飲むとふらふらになる、そのさまをいう語グロッギーが、ボクシング用語に転用されたもの。

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