C10H16NO9KS2(397.47).アブラナ科カラシナBrassica cernuaの種子や西洋ワサビAlliaria officinalis Andrz.の根に含まれている配糖体.カラシにこの物質とともに含まれている酵素ミロシンの作用で,加水分解して刺激性の強いカラシ油([別用語参照]イソチオシアン酸アリル)とグルコースを生じる.一水和物は融点127~129 ℃.無水物は融点179 ℃.-16.4°(水).[CAS 3952-98-5]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…シニグリンsinigrinともいう。カラシ配糖体の一つ。…
※「シニグリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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