内面(読み)ナイメン

デジタル大辞泉 「内面」の意味・読み・例文・類語


うち‐づら【内面】

家族内輪の人に対する顔つきや態度。「内面が悪い人」⇔外面そとづら
物の内部。内側。ないめん。⇔外面そとづら

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精選版 日本国語大辞典 「内面」の意味・読み・例文・類語

うち‐づら【内面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物の内部。内側。ないめん。
    1. [初出の実例]「内つらの爪のはつは厥陰肝経大敦穴也」(出典:史記抄(1477)一四)
    2. 「その土塀の内面(ウチヅラ)に」(出典勇魚取絵詞(1829)上)
  3. 家族や内輪の人に見せる顔つき、態度。⇔外面(そとづら)
    1. [初出の実例]「内づらが極めてわるい」(出典:直木三十五を悼む(1934)〈菊池寛〉三)

ない‐めん【内面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物の内部に向いた面。うちがわ。内部。
    1. [初出の実例]「壁の内面は紙を張貼し」(出典:日本風俗備考(1833)一八)
  3. 人間の精神・心理に関する面。心の中。
    1. [初出の実例]「病気の経過に伴れて起こる内面の生活」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉四)

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普及版 字通 「内面」の読み・字形・画数・意味

【内面】ないめん

内側。

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