単一(読み)タンイツ

デジタル大辞泉 「単一」の意味・読み・例文・類語

たん‐いつ【単一】

[名・形動]
ただ一つであること。単独であること。また、そのさま。「単一な(の)行動をとる」
そのものだけで、他にまじりもののないこと。複雑でないこと。また、そのさま。「単一な(の)民族による国家」「単一生産」
[類語](1単数唯一単独単身単発単品無二無比又と無い無双無類比類の無い・類が無い・類を見ない・比べ物にならない・並び無い・例えようも無い・底知れない比類ない類いまれ又無い又と二度と二度と再び滅多千載一遇得難いまれかけがえのない希有けう盲亀もうき浮木ふぼく一期一会いちごいちえ見せ場決め所思いがけない思いがけず待てば甘露の日和ひよりあり折よく僥倖ぎょうこうここぞ一世いっせ一代最初で最後図らずも決定的瞬間契機/(2単純純粋シンプル純然純一至純純乎純正純良純化プレーン質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか質実清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実直実体じってい朴直篤実生一本まじめ生まじめ大まじめ真摯愚直

たん‐いち【単一】

《「単一形乾電池」の略》円筒形の乾電池の中でいちばん大きなもの。「単二」「単三」「単四」と、数字が上がるにつれて小さくなる。→乾電池補説

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精選版 日本国語大辞典 「単一」の意味・読み・例文・類語

たん‐いつ【単一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ひとつであること。ひとりであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「此単一の要旨、大に諸他に照応する源となれり」(出典:舎密局開講之説(1869)〈三崎嘯輔訳〉)
  3. 複雑でないこと。同じ種類だけで、他にまじりもののないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「硫黄の性質単一無雑にして一個の元素なり」(出典:遠西医方名物考(1822)一)

たん‐いち【単一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「単」はユニット‐セルすなわち結晶の意から ) 円筒形の乾電池のサイズを示す通称で、いちばん大きいものをさす。「単二」「単三」と数字が上がるほど小さくなる。

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普及版 字通 「単一」の読み・字形・画数・意味

【単一】たんいつ

単独。

字通「単」の項目を見る

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