デジタル大辞泉
「合歓」の意味・読み・例文・類語
ねぶ【合=歓】
ネムノキの別名。
「昼は咲き夜は恋ひ寝る―の花君のみ見めや戯奴さへに見よ」〈万・一四六一〉
ねむ【合=歓】
ネムノキの別名。《季 花=夏 実=秋》「雨の日やまだきにくれて―の花/蕪村」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ごう‐かん ガフクヮン【合歓】
〘名〙
① (━する) よろこびを共にすること。いっしょに喜ぶこと。
② (━する) とくに、男女がよろこびを共にすること。
※本朝文粋(1060頃)一・孫弘布被賦〈
源英明〉「合歓在
レ躬。何失
二錦葉之独貴
一」
※玉塵抄(1563)三七「夜宿には美人と合歓してなぐさみ」 〔古詩十九首‐其一八〕
ごう‐か ガフクヮ【合歓】
※
古今六帖(976‐987頃)六「わぎもこが
形見のかうか花にのみ咲きてけたしもみにならぬかも」
ねむ【合歓】
※俳諧・文政句帖‐五年(1822)六月「合歓さくや七ツ下りの茶菓子売」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「合歓」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報