呆然(読み)ボウゼン

デジタル大辞泉 「呆然」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぜん〔バウ‐〕【×呆然】

[ト・タル][文][形動タリ]
あっけにとられているさま。「意外な成り行きに呆然とする」
気抜けしてぼんやりしているさま。「ひとり残され呆然と立ちつくす」
[類語]放心唖然驚くびっくりするどきっとするぎくっとするぎょっとするたまげる仰天する動転する喫驚きっきょうする驚愕きょうがくする驚倒する一驚する驚嘆する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる愕然がくぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張る息をのむきもをつぶす腰を抜かす

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精選版 日本国語大辞典 「呆然」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぜん【呆然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 気抜けしてぼんやりしたさま。また、あきれるさま。あっけにとられるさま。茫然。忙然。惘然。
    1. [初出の実例]「歩を舷頭に進めて呆然として前岸に瞻望す」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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