太古(読み)たいこ

精選版 日本国語大辞典 「太古」の意味・読み・例文・類語

たい‐こ【太古】

〘名〙 大むかし。遠いむかし。上古。
太平記(14C後)四〇「奏簫韶於九天之上、再聞大古之調
読本椿説弓張月(1807‐11)後「越裳(えっせう)中国に至りしは、周成王の在位、周公執政の時にして、日本大古(タイコ)の時に当れり」 〔儀礼‐士冠礼〕

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デジタル大辞泉 「太古」の意味・読み・例文・類語

たい‐こ【太古】

非常に遠い昔。大昔有史以前。
[類語]大昔古代上古上代過去以前かつ在りし日往年往時往日旧時昔日せきじつ昔時せきじ昔年せきねん往昔おうせき往古古昔こせきいにしえ古くそのかみ当時前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時一頃その節先に当時古来あらかじめ前以て年来旧来在来その昔千古

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普及版 字通 「太古」の読み・字形・画数・意味

【太古】たいこ

大昔。〔子、正論〕太古は、棺の厚さ三寸、衣衾三領、田田(かり)するを妨げず。故に掘らざるなり。亂今、厚棺、故に(うが)つなり。

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デジタル大辞泉プラス 「太古」の解説

太古

日本のフェリー福岡県博多から長崎県五島列島の中通島福江を結ぶ。

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