改めて(読み)アラタメテ

デジタル大辞泉 「改めて」の意味・読み・例文・類語

あらため‐て【改めて】

[副]
再び新しく行うさま。もう一度。別の機会に。「後日改めて書面を出します」
初めて経験するように感じるさま。事新しく。今さらのように。「親が死んで改めてありがたさを知った」
[類語]再度再びまたぞろ懲りずまに二の舞性懲りもないてつを踏む前車のてつを踏むてつを踏むまたしてもまたまたたびたび何度よくしばしばちょくちょく往往ちょいちょいしきりしょっちゅう幾度頻繁頻頻しげしげ足繁くあまたたびまた重ねて再三再三再四再再又もまたもやくれぐれくれぐれも返す返すよくよくとくととっくり重重重ね重ね幾重にも念入り二度と二度と再びくどくどうだうだぐだぐだくだくだたらたらああだこうだ四の五の四の五の言う

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精選版 日本国語大辞典 「改めて」の意味・読み・例文・類語

あらため‐て【改て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「あらためる(改)」の連用形助詞「て」の付いた語 )
  2. もう一度新しく。別の機会にまた。
    1. [初出の実例]「『ドレおれひらをふ』『あらためていこしゃれ』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)四)
  3. 事新しく。正式にとりあげて。
    1. [初出の実例]「隠しむすびの浮世髻(うきよもとゆひ)といふ事も我改めての物好み」(出典浮世草子好色一代女(1686)一)

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