デジタル大辞泉 「斗」の意味・読み・例文・類語
と【斗】[漢字項目]
1 ひしゃく。ます。「火斗・玉斗・
2 容積の単位。一升の10倍。「斗酒/
3 ひしゃく形の星座の名。「斗牛/星斗・泰斗・北斗」
[名のり]け・はかる・ほし
[難読]
と【斗】
2 ます。特に、
3 建築で、
4 二十八宿の一。北方の第一宿。射手座中の北西部の六星、南斗六星をさす。ひつきぼし。ひきつぼし。斗宿。
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「と」とも。寺社建築などに用いる組物(くみもの)を構成する主要な材で,おもに肘木(ひじき)の上にのる。方形または長方形の平面で,下半部がくりとられて曲面になっており,ここを斗繰(とぐり)という。使用位置や形によって大斗(だいと)・巻斗(まきと)・方斗(ほうと)・鬼斗・延斗(のびと)・皿斗(さらと)・雲斗(くもと)などがある。高さの比率と斗繰曲線に時代の特徴があり,高さは平安後期が最も高く,以後しだいに低くなる。
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… なお度量衡に対応する西欧語は,英語weights and measures,フランス語poids et mesures,ドイツ語Mass und Gewichtなどであって,質量(weights,poids,Gewicht)と長さ・体積(measures,mesures,Mass)との並列という表現になっている。
【史上の度量衡】
中国の《書経》の後につけられた注疏(ちゆうそ)を見ると,〈度はこれ丈尺,量はこれ斛斗,衡はこれ斤両〉とあり,国の法制度としてこれらを等しくしておくのだといった説明がなされている。ここにいう丈,尺,斛(石とも書く)などは,ものごとを数量的に表現するための〈単位〉の呼名である。…
※「斗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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