精選版 日本国語大辞典 「曝・晒」の意味・読み・例文・類語
さ・れる【曝・晒】
〘自ラ下一〙 さ・る 〘自ラ下二〙
※散木奇歌集(1128頃)雑上「かねてより思へば悲し陸奥のたてふに骨のされんとすらん」
② 古びたために、かえってしみじみとした趣がある。
※報恩録(1474)上「従レ本梢は、驀白にされきった境界を取る也」
③ あかぬけしている。こざっぱりしている。
しゃ・れる【曝・晒】
〘自ラ下一〙 しゃ・る 〘自ラ下二〙 (「される(曝)」の変化した語)
① 長い間、日光や風雨にさらされて色や形が変わる。さらされて白くなる。
※歌舞伎・水滸伝(1886)「四つの金文字雨に曝(シャ)れ光りも失せし荒寺に」
さ・る【曝・晒】
[1] 〘自ラ四〙 長い間太陽や風雨にさらされたため、色があせたり形が変じたりする。
[2] 〘自ラ下二〙 ⇒される(曝)
され【曝・晒】
しゃれ【曝・晒】
しゃ・る【曝・晒】
〘自ラ下二〙 ⇒しゃれる(曝)
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