デジタル大辞泉
「正真」の意味・読み・例文・類語
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しょう‐しん シャウ‥【正真】
〘名〙 (形動) (古くは「しょうじん」) 本物であること。真実であること。純粋でまじりけのないこと。また、そのさま。副詞的にも用いる。
※梵舜本沙石集(1283)一「
邪見の咎を遁て、正真の道に入べきなり」
※不言不語(1895)〈
尾崎紅葉〉九「今正真
(シャウジン)の生ける
稚子(こども)を見させたまひては」
※
死霊‐二章(1946‐48)〈
埴谷雄高〉「僕には正真生真面目なところもあるんですよ」
しょう‐まつ シャウ‥【正真】
〘名〙 (形動) まことなこと。いつわりでないこと。また、そのさま。本物。真実。真正。しょうしん。
※
歌舞伎・霧太郎天狗酒宴(1761)三幕「正まつなよい薬といふは、
貴様の
膏薬がはじめてじゃ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「正真」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報