デジタル大辞泉
「浅茅生」の意味・読み・例文・類語
あさじ‐う〔あさぢふ〕【浅×茅▽生】
浅茅の生えている所。あさじはら。あさじ。
「いとどしく虫の音しげき―に露おきそふる雲の上人」〈源・桐壺〉
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あさじ‐う あさぢふ【浅茅生】
〘名〙
チガヤがまばらに生えているさま。また、その
場所。浅茅が原。
※
土左(935頃)承平五年正月七日「あさぢふののべにしあれば水もなき池に摘みつる
若菜なりけり」
※
源氏(1001‐14頃)桐壺「いとどしく虫の音
(ね)しげきあさぢふに露おきそふる雲のうへ人」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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