デジタル大辞泉
「無分別」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
む‐ふんべつ【無分別】
〘名〙 (形動)
① 仏語。誤って、
自己にとらわれ、ものを対立的・相対的に見る分別・妄想を離れること。物事の平等性をさとった
状態。
※梵舜本沙石集(1283)四「
正智は必ず無念無分別也。是の故に
大智無分別とも云ひ」
② 分別のないこと。あとさきを考えないこと。思慮のないこと。また、そのさま。
※
日葡辞書(1603‐04)「チカゴロ mufũbetno
(ムフンベツノ) ヒトヂャ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報